線路は続くよ

オグリ伝説の続きをまる見え風に。


ここはとある北海道の牧場。
しかし、ここにとんでもない馬がいるというのだ。
そこに現れたのが何の変哲もない1頭の芦毛の馬。
ちなみにオスである。

と思った次の瞬間!

彼はいくつものトロフィーを引っ張ってきたではないか!
何と彼は1年で5つのG1を獲ったのだという。恐ろしい馬である。

と、次の瞬間!

なんと取り出された優勝カップには英語が書かれているではないか!
それもそのはず、このオグリキャップという馬、世界の競馬界で最も名誉あるレースをいくつも勝っているスーパーホースだったのだ。

しかし、馬主には困ったことがあるのだという。
馬主「いやー、これだけ勝ちすぎちゃうと日本馬っぽくないし、そもそもマックイーンとかの『芦毛伝説』の続きが霞んじゃうじゃないか」

なんとも羨ましい悩みにしか見えないが、彼は本気で悩んでいるのだという。最後に彼にオグリキャップに対する感想を聞いてみた。

馬主「もうオグリキャップを手に入れたりなんかしないよ」


オグリ強杉。
これで来年も走れるというのだから恐ろしい。