abc7参戦記パート7

パート7だというのにまだ3Rすら始まってないなんて。いつになったら終わるんだろうこれ。
前回のあらすじ:どうでもよかった(キリッ ぴけ!!!!!は正解でした。


[3R Number10]
詳しいルールはこちらを参照。
4つのコースのどれかに参加して、10の倍数を目指すステージ。
4つのコースとは、おなじみ「10-updown」「10○10×」「10hits Combo V」「10by10」の4つ。


「コース選択の優先権は“2R・5○2×での勝ち抜け順→1R・筆記クイズの順位”」なので、自分は4抜けでかつ筆記42位なので下から5番目。選択権はあまりない。
選択権はあまりないとはいえ、うまくすれば志望コースに行けなくもない。


話は戻って2R3組目、気まぐれにリック君のブログで見た「10○10×に行くので強い人来ないでください」という記事のことを聞いてみた。

「やっぱり宣言通り10○10×?」
「できれば行きたいんですけど、強い人も多そうなのでヒッツと迷ってますね」
(もちろんうろ覚え)


なるほど、10○10×の面子次第ではヒッツに来るかもしれないのか。じゃあ優先順位低くなるなあ。
10by10は普通に強い人がたくさん集まるからやめよ。
10○10×なんてA(あ)の押しに付いていけない俺じゃ対応できない。やめよ。

ということで、「10-updown」>「10hits Combo V」>その他という図式が3Rが始まることには完成していた。
どのコースがいつ行われるかはいつも通り抽選箱からくじを引いて決める。


最初のコースは10by10*1
abcをある程度高い目標においている人間においては一度はやってみたいネームプレートの上げ下げだが、10by10に興味なし。一切上げず、30秒経過。
ネームプレートは4人が挙げたまま。自分の後ろには4人がいる。余裕でセーフ。
1人補充する必要があるので、補充要員は東大のHさん*2
10by10は勝ちぬけに計15問の正解が必要になる3回の誤答がデッドラインと言われている(らしい)。
結果的に勝った2人(べーいー、東大のSさん)は誤答を押さえるきれいなクイズ、対して敗れた3人のうち2人(ヤマシンさん、早稲田高のT君)は比較的(あくまで「比較的」)誤答を重ねてしまった。東大・Hさんは誤答こそ少なかったが、反面手数に劣り、残念ながら敗退。


2番目のコースは10○10×。
同じく興味なし。上げないぞー、と思っていたが、上げ下げしないのも勿体無いので一瞬上げてすぐ下げる。ただの挙動不審者、または田舎者。
30秒経過。隣のリック君がびっくりしているので一応見回してみる。5人以上*3が上げている。セーフセーフ。
後でわかったことだが、リック君はあまりの厳しい面子にびっくりしたらしい。
最近の10○10×は「誤答をあまりせずに後半のスパート勝負」というabc初期と比べると、ピウさん*4のような実力の抜けたプレイヤーがいない限り、「10回許される誤答」を武器にガシガシ押していくという「真のスピード勝負」になっている。
abcは既にある種のカルタ取りになっている」と見る向きがあるが、このコースはそれが見られる最たるものだろう*5
「日本の国立公園のうち/」→(正解)という押しがかつてあったが、これは競技カルタにおいて「あさぼらけ」で札を取りにいくような感じか。
「真のスピード勝負」と言った割にはこれまでに10×達成(?)の失格者は1人しか出ていなかったのだが、今年は2人出た。そのうちトビ残りがありそうだ。
1抜けは熊本大のNさん。2Rで同組だったが、その時見せた喜び方以上の喜び方をしていた。ラストイヤー、10○10×3回目の挑戦で初の勝ち抜け。「(自称)2代目10○10×」の(自称)がついに外れる事に。
2抜けはリック君。Nさんと立命館のEさんとともに最初から飛ばし気味で、8○8×になってからの立命館・Yさんの後方からの猛追撃でかなり指が止まった印象があったが、そこから1○積んで何とか逃げ切り。


「3番目のコースを決めよう!」ということで今日5回目*6の壇上へ・・・
と、ここでアクシデント発生。
2R3組目で勝ちぬけに触れた理科大のF君が階段を上り終えようとしたところで突然転ぶ。
「大丈夫か?」と思って見ていると、何と立ち上がれない。
仕方なく一度残った9人で壇上の正面へ。このとき東北大のS君とF君を勘違いして「大丈夫ですか?」などと的の外れたことを聞く。
どうやら足がつったらしい→両足が→痙攣?→軽い脱水症状とわかり、とりあえずインターバルをとることに。
自分も水分補給。クイズって陸上競技だったのか。


F君の状態が良くなってきたところで、今後の方針が説明される。

F君は現在選択の順列が5番目で、3番目のコースでも4番目のコースでも選択できる状態にある。
一度脱水症状を起こした身、できるだけ回復を待ちたいので、次回のコース選択で決まる「F君が参加することになる形式」を4番目に置きたい。

というもの。もちろん了承したのだが、それよりトイレに行きたくなってしまった。2R前にトイレに行っているので、緊張によるものだと予想は付くのだが、次がアップダウンじゃなかったら行こう。
くじが引かれる。10hits Combo V。
この状態で残っているメンバーは赤2人、青3人。できるだけ強いメンバーが10hitsに行ってほしい。俺だって勝ち抜けたいんだ。
「緑がいるからこっち行こうかな」とか考えてくれるのを願い、30秒間のうち29秒を上げ、最後に下げる!
3番目に行われる形式はF君が10hitsを選択したためアップダウンに。あ、トイレ行けない。まあしょうがない。
メンバーは、自分(4抜け42位)、ルックス君(4抜け1位)、ポリフォン君(1抜け9位・中3の4thでペーパー8位)、東北大・Sさん(4抜け20位)、東大・Uさん(5抜け12位)
つまり、青赤黄緑青(当日の並び)。
ちなみに10hitsの方は黄緑赤緑青(当日の並び)なので、アップダウンの相手の方がペーパー順位が高い。
そして何よりも、会場全体の総意としてどうみても自分は格下。「弱そうな面子の所を狙う」などとんでもない。というか、よく考えてみろ、abcでそんなことは無理だ!


しかし!
この男、この相手に物怖じしなかった!
・・・というより、「へー、これがあいてかー」ぐらいの事しか考えていなかったのだ。
相変わらず手にはルールブックとたすき。2Rと同じようにたすきに書いてある「ちば」が表に見えるように置く。
すると、たすきがネームプレートに被ってしまったらしく、置きなおしを要求される。てへへ。
そんな適度なのかよくわからない緊張状態の中、いよいよ10-updown開始。


高校生の頃、いつか辿り着き、そして通過点とすることを夢見たその舞台が、いよいよ始まる。








・・・のだが、緊張感がない。
参加記録は前回と同じなので割愛。

*1:1回目が10by10なのは3rd以来だが、7回中4回目。

*2:ペーパー順位23位(黄)なのに選択順はラスト。5抜け組は青(5〜12)が3人もいた

*3:5人だったか覚えていないのだ!

*4:abc3連覇・10○10×4連勝

*5:他にはタイムレースの+2-1と準決勝の通過席

*6:駅伝、2R、10by10参加者決定、10○10×参加者決定、コレ