abc7参戦紀パート6
前回のあらすじ:ぴけ!!!!!!
結論から言おう。私は2Rを抜けた。
しかし、「ぴけ!!!!!!」は不正解だった。
それでも私は2Rを抜けた事で調子に乗り、図に乗った。
十数分後、「abc始まって以来の笑劇」の主役を演じることになろうとは、その時の私には知る由も無かった。
3R:Number10
詳しいルールはこちらを参照。
要は4つのコースのどれかに参加して10の倍数を目指そうという話だ。
4つのコースとは、すなわち「10-updown」「10○10×」「10hits Combo V」「10by10」の4つ。
司会のピウさん*1がコースを引く。「10-updown」だ。
7回を数えるabcにおいて、アップダウンが1番最初というのは覚えがない。*2
しかし、2Rを見ればわかる通り「指が走る」ということもなさそうだし、そもそも、このルールは面子が揃い難い穴場として知られている。
そのルール――「10ポイント正解で勝ち抜け、誤答は2回で失格、しかもポイントをリセット」という厳しい誤答ルールに、上を目指す上位陣がここを狙ってくるとは考えにくい!!
(中略)
いったい何が起こったのか。私はおろか、会場すら狐につままれたかのような雰囲気の中、私は壇上を降りた。壇上で私が発した言葉といえば、「昭和、大正、明治」の「慶応」と「菜の花忌」で「司馬遼太郎」である。2つとも正解でもおかしくない単語であることは、Wikipedia先生でも見ていただければわかっていただけるだろう。
しかし、正解はそれぞれ「元治」と「伊東静雄」なのであった。まさか。始まって2問で敗退など。いや。これは私の知識不足、abcならこの程度の問題しか出ないだろう、などという油断から来たものなのは間違いない。
今回のabcではそういう問題が多かった。学生たちは自分が知っているフリが続いていると思い込み、早過ぎるポイントでボタンを押し続けた。
10-updown、10○10×、敗者復活、準決勝ゲートクイズ、決勝テニスクイズがトビ残りで決着
10hits Combo Vの2位が1pで4人のサドンデス(6回休みが2人、7回休みが1人)
10by10の1位が22点(11*2)、2位が15点(15*1)
タイムレース全てでマイナスポイントが1位
これが今回のabcで起きた笑劇、いや惨劇である。
なぜ彼らは途中で自分たちを振り返り、運を天に任せた押しをやめようと思わなかったのだろう。
若さだろうか。それともこれがゆとり教育の弊害なのだろうか!?*3
abcという大会がいつまで続いていくかは私にはわからない。しかしこれだけは言える。
abcが続いていく限り、このabc〜the seventh〜という大会が「川崎の悪夢」と語り継がれるであろうことを。
チクショー、もう2度と10-updownなんか行かねーからな!!!
(この項、了)
こんなことになったらabc終わるかな。
今回の参加記録(?)
abc7:ペーパー(42位)→2R:2組目(5○1×・4抜け)→3R:10UD(0○2×・失格)→敗者復活(0○1×・2年連続!)
EQIDEN2009:1回戦敗退