真布

バラエティの過剰演出にはそれなりに寛容な態度を取っている(はず)のこの不肖私ですけれども、一つだけ演出が気に入らない番組があります。
世界一(略)です。
中身はまあ常識に毛がボーボー生えた所からオカルトまで多彩な内容ではあるものの、「興味があるレベルの話をしている+テレビが点いていれば」という条件でのみ、ぬへほーっとした態度で見る。番組への興味はその程度です。
さて、私がなぜそんな「ほとんど興味はないぜベイベー」レベルの番組について話さなければならないのか。まずはそのことについてお話しなければなりません。
それはつまり、まあなんだ、要するに、えーっと・・・

  • 少々お待ちください-

えへん、とにかく私は天から苦言を呈しなさいという天啓を頂いたのです。以下の言葉は神様のお言葉である故、しかと耳を傾けるように。

  • なぜか神の言葉になってしまった-

あの番組はですね、知識的番組であるゆえ、例えばトリビアのように感心したら押すボタンがあれば「へぇ」を溜め込んで一気に放出というのができるわけですよ。しかしですね、あの番組にはそういうボタンはございません。よってゲスト芸能人の地のへぇを期待し、視聴者にもそれを分け与えるべく、ちょっとでも「へぇ」と言わせたければ周りのいるわけでもない観客が「へぇえー〜−−〜」と言っているようなエフェクトを入れるのです。それが余計なんですよ。しかも画面脇にはゲストが感心している絵を流す。それがWハハな人がゲストで映ってると「うへぇ」と思うわけですよ。わかるだろう地球の愚民ども、余の言っておることが。

  • 上の人、本当に神か?-